スマホを充電をする時代の終焉!ネットで話題の「ワイヤレス充電」とは

WRITER : Editorial department

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引用:cosmogirl

近年、IoTブームといっても過言ではないほど、あらゆるものがインターネットに接続してきており、ガートナーの試算では2025年には約250億個のものがインターネットに接続されるという。

しかし、現状ではまだIoTの多くは何か欠点を抱えている。

例えば、スマホはIoTの中でも最も世の中に普及しているものの1つだが、それでも充電が切れた瞬間からゴミ同然と化してしまう。最近では、スマホと家電が連携して、外出中でもスマホで家の電気をつけたりできるが、それも充電が残っていることが前提である。

また、より多くのものがインターネットに接続される一方、それらのものを充電する時に必要なコンセントには限りがある。もし延長コードを多用したとしても、長さに限界があるし、そもそも部屋の中が充電コードだらけになるのも見栄えがよくない。

今回は、これらのIoTの問題を解決する、新しい充電方法「ワイヤレス充電」をご紹介する。

ワイヤレス充電ができる家電を「IKEA」が販売開始

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引用:WIRED

IKEAは今年の3月1日、ワイヤレス給電の国際標準規格である「Qi規格」に対応した充電パッドを搭載するテーブルやランプ、ベッドサイドテーブルなど複数の家具を発表した。

IKEAのQi規格ワイヤレス充電パッド搭載家具シリーズは、それぞれの家具のどこかに「+」印の充電パッドが埋め込まれている。家具の使用者は、Qi対応のスマホやタブレットを置くだけで自動的に充電することができる。

家庭に電子機器が溢れるようになり、部屋の中がコードまみれになってしまうことを防ぐため、今回の家具シリーズが考案された。充電パッドにより、コードの乱立など部屋の雰囲気を壊すことなくスッキリとさせることができる。

部屋中にワイヤレス送電を行える「Cota」

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引用:Cota by Ossia

IoTの中でも、特に最近注目を集めているのがスマートウォッチをはじめとするウェアラブル端末だろう。

日本時間2015年3月10日午前2時から行われたAppleイベントでは、ついにApple Watchの機能や発売日、価格が発表され、大きな反響を呼び起こした。ウェアラブル端末を装着することで、心拍数や日々の運動量などといった人間の活動情報をはじめ、今までスマホでは正確な収集が難しかった情報を得られる。

その一方、充電が10時間しかもたなかったり、充電コードの長さの問題で身体から外して充電する必要があり、データを取得できない時間を生むといった課題がある。

「Cota」はオシア社が手がけるワイヤレス電力である。「Cota」では、2種類の充電ステーション(送電機)を用意している。

1つ目は9メートルの範囲で電力送信が可能な「Local Area Charger」。もう1つは、2メートルの範囲で送電可能な「Personal Area Charger」で、テーブルなど小さいスペースにも配置することができる。いずれかの充電ステーションの送電範囲内にスマホやタブレットを持っている人が入ると、自動的に送電が開始される。

また、BLE(Bluetooth Low Energy)を用いて、デバイス側(受電機)が送電機にバッテリー残量を送信し、バッテリー残量の少ないデバイスから優先して充電することもできる。

今後、電子機器の数が増加したとしても、「Cota」ではコンセントの数を超える電子機器を自動で充電することができる。

また、ウェアラブル端末を身体に装着したまま充電できるので、活動情報などのデータ取得を妨害することもない。オシア社の創立者でCEOのHatem Zeine(ハッテム・ゼイン)氏によると、消費者向けの「Cota」に関しては、2015年の終わりに製品が完成する予定だ。翌年2016年には、家電量販店などで販売できるとのこと。

▼参考記事

世のすべての”充電切れ”をなくすワイヤレス電力「Cota」がIoT時代にもたらす変革とは

バッテリー残量のアイコンがなくなる

IKEA、オシア社に限らず、ワイヤレス充電ができる機器を開発している企業が目指しているのは、まさにスマホなどに「バッテリー残量のアイコンがない」世界だろう。

そのためには、スマホの充電が切れることのないよう、街のいたるところに充電ステーションが必要になり、膨大なコストがかかる。しかし、そのコストを考慮しても、充電ステーションを設置したい業者もいるだろう。

例えば、レストランに充電ステーションを設置すると、スマホの充電が切れそう、もしくは切れたユーザの来店が見込まれ、売上の増加が期待できる。一つのステーションが送電できる範囲も今後の開発で改善されるだろう。

街中のあちこちにワイヤレス充電ステーションが配置され、充電という概念自体がなくなる世界は、すぐ近くにあるのかもしれない。

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