3Dプリンターでここまで作れる!驚きの活用事例 20選 後編

WRITER : 今井 淳南

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2020年には世界市場規模が210億ドルに成長すると予測される3Dプリンター市場。前半では、「食品分野」「建築分野」「医療分野」などの革新的な事例を紹介した。後半では、3Dスキャナーを用いた個人向けの特注品など、私たち消費者に関わり合いが深い事例や、電子パーツの印刷技術など、ものづくりを大きく変える可能性を持つ事例を紹介する。

▼【前編】はコチラ
3Dプリンターでここまで作れる!驚きの活用事例 20選 前編 | O2O イノベーションラボ

特注イヤホン

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アメリカのnormal社は、3Dプリンターを用いて、オーダーメイドのイヤホンを製造している。専用アプリで両耳を撮影し、注文を行えば、自分の耳にフィットした世界にひとつだけのイヤホンを手に入れることができる。価格は199ドル。

▼参照
NORMAL

特注インソール(中敷き)

出典: RS Print

出典: RS Print

RS Print社は、動的な歩行スキャンを行い、ユーザのスタイルに合わせた特注のインソールを3Dプリントするサービスを提供している。自分の脚に合わせたインソールを使用することによって、パフォーマンスの向上や身体への負荷の低減が見込める。

▼参照
RS Print – Supporting your every move.

特注歯ブラシ

Blizzident社は、歯並びの3Dデータから、6秒で歯磨きが可能な特注歯ブラシを3Dプリントするサービスを提供している。従来のスティック型ではなく、入れ歯のような形状をしており、口の中にくわえ込んで、何度か咀嚼をするだけで歯磨きが完了する。

▼参照
Blizzident – Home

特注ジュエリー

出典: make digitaljewelry

出典: make digitaljewelry

株式会社ビジュー・サトウは、指輪やペンダントなどのオリジナルのジュエリーを設計および3Dプリントするサービスを提供している。3Dプリントを代行するサービスと異なり、ジュエリーに要求される宝石の石留めや、内側の文字彫りなどのノウハウを強みとしている。

▼参照
make digitaljewelry

iBeacon内蔵フィギュア

出典: 博報堂DYメディアパートナーズ ニュースリリース

出典: 博報堂DYメディアパートナーズ ニュースリリース

株式会社博報堂DYメディアパートナーズを中心とするグループは、3Dプリンターを用いて作成した iBeaconを埋め込んだフィギュアを設置し、店頭で情報配信を行うサービス「教えて!びい子」 の提供を開始した。O2Oサービスを提供する上で注目が集まるiBeaconを、来店客が親しみやすい形で設置している。

▼参照
iBeaconで”まち・ひと・おみせ”をつなぐ新サービス「教えて!びい子」 提供開始 | 博報堂DYメディアパートナーズ

無人小型航空機

出典: The University of Sheffield

出典: The University of Sheffield

イギリス Sheffield大学の研究チームは、3Dプリンタで出力された部品を用いた無人航空機の飛行実験が成功したと発表した。翼幅1.5mの機体に用いられたプラスチック材料(ABS)の原価は9ドルであり、無人航空機を用途に応じて、使い捨てとして扱うことも可能となる。

▼参照
3D printing trials of unmanned aircraft broaden the possibilities for this emergent technology – News releases – News – The University of Sheffield

3Dプリンタを使って24時間で製造された無人航空機が飛行に成功 | fabcross

出典: Defense Distributed - WikiWepDevBlog

出典: Defense Distributed – WikiWepDevBlog

アメリカの団体 Defense Distributed は2013年5月に、世界発となる完全3Dプリンタ製拳銃「Liberator」の設計データを公開した。 現在は、アメリカ国務省の通達により設計データの公開は中止されている。日本でも3Dプリンターで銃を製作した大学職員が逮捕されるなど、大きな話題となった。

▼参照
Defense Distributed / Nonprofit Anti-Monopolist Digital Publishing.

極小LED

出典: rohinni

出典: rohinni

アメリカのスタートアップ企業 Rohinni社は、極小のLEDを混ぜたインクを3Dプリントする技術を用いて、世界最薄のLED照明を開発している。LEDをインクのように扱える性質から、製品のロゴを光らせたり、新しい形の電子デバイスを製造することが可能となる。Rohinni は同製品の発売を2015年中頃に目指す。

▼参照
Rohinni

極小LEDを3Dプリンタで“印刷”する、有機ELよりも薄い照明「Lightpaper」 | fabcross

リチウムイオン電池

出典: President and Fellows of Harvard College - Press Release

出典: President and Fellows of Harvard College – Press Release

ハーバード大学とイリノイ大学の共同研究チームは、人間の髪の毛よりも小さいリチウムイオン電池を3Dプリントする技術の研究を進めている。極小のバッテリーは、体内に埋め込む医療機器や、小型ロボット、ウェアラブルデバイスなどに応用することができ、大きな期待が集まっている。

▼参照
Printing Tiny Batteries : Wyss Institute at Harvard

3Dプリンター

RepRapPro Huxley 出典: Build A RepRap - RepRapWiki

RepRapPro Huxley出典: Build A RepRap – RepRapWiki

3Dプリンターは3Dプリンター自身をも作り出すことができる。RepRap (Replicating Rapid prototyper) は、オープンソース・ハードウェアで構成された3Dプリンター。主要な部品はプラスチック製なので、他の3Dプリンターでパーツを出力することができる。

▼参照
RepRap – RepRapWiki

RepRap とは | Japanese Makers

▼【前編】はコチラ
3Dプリンターでここまで作れる!驚きの活用事例 20選 前編 | O2O イノベーションラボ

Top photo credit: Makerbot Industries

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