シェアリングエコノミーの代名詞「Uber」!普及のためにクリアすべき課題とは?

WRITER : 岩田さゆり

  小売業界トレンド

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引用:UBER

Uberを筆頭に現在”シェアリングエコノミー市場”が拡大している。

Uberはアメリカで生まれた配車サービスだ。

運転をしてお金を稼ぎたい人と車で移動したい人をアプリ上でマッチングすることができる便利なビジネスモデルを持つ。

Uberのようにモノ・お金・サービスなどの交換・共有によって成り立つ経済圏のしくみのことを「シェアリングエコノミー(共有型経済)」と呼ぶ。

PwCの「The sharing economy-sizing the revenue opportunity」の調査によると、2013年に約150億ドルだった市場規模が2025年には約3350億ドル規模に達する見込みだとされている。

最近では、移動手段を共有するUberの他にもさまざまなシェアリングエコノミーのサービスが登場している。

今回は、事例を紹介しながら、シェアリングエコノミーが世界で普及するためにクリアすべき課題と展望を考察する。

空きスペースの共有ができる「SHOPCOUNTER」

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引用:SHOPCOUNTER

SHOPCOUNTERは、空きスペースを持っている人と短期的にスペースを利用したい人や企業をマッチングするサービスである。

サイトに掲載されている空きスペースは、店舗の売り場やイベントの会場として利用でき、渋谷や原宿などの若者に人気のエリアから、表参道や代官山などの大人に人気のエリアまで選択することができる。

SHOPCOUNTERの利用事例に、 オンラインショップを無料で開設できるサービスを提供するBASE株式会社の「WEEKEND BASE」というイベントが挙げられる。

BASE株式会社は、手にとることができない・試着ができないというオンラインショップの課題を解決するため、SHOPCOUNTERの空きスペースを利用した。原宿や秋葉原など、独自のカルチャーを持つ5カ所の地域で、それぞれの街のコンセプトに合ったスペースを利用し、イベントを開催することができた。

▼参照

SHOPCOUNTER

BASE株式会社

配達手段の共有ができる、運送版Uber「deliv」

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引用:deliv

アメリカのシアトルで始まったdelivは、購入した商品の大きさや重さに困った際などに、その商品を店舗から配達してほしい人と、車で商品を配達できる人をマッチングするサービスである。

荷物を載せる車、配達を受託するスマホなどの通信手段、配達してほしい人に対する接客スキルがあれば誰でも、いつでも配達を行うことができる。

リアル店舗であっても、ECサイトであってもdelivを導入している店舗であればユーザーはどこでも利用することができる上、配達依頼者は、即日だったら5ドル、2営業日後は10ドルなど、荷物のお届け日を金額に応じて設定することもできる。

delivを利用することでユーザーは、スマホを通してその場で荷物を配達することができるのだ。

▼参照

deliv

シェアリングエコノミーの課題から読み解く未来の姿

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引用:flickr

今後シェアリングエコノミーが消費者の生活において当たり前になっていくには、法規制や既存業界との対立など、解決すべき課題が残っている。

法規制の課題が浮上した例に、昨年2月に福岡でUberが行った「みんなのUber」という実証実験が挙げられる。

この実験では、Uberのサービスを無料で提供し、街の活性化や交通の効率化を目指した。しかし自家用車を使って無断で営業を行う白タク行為として、「道路運送法」に触れるとの理由で国交省に禁止されたのだ。

とはいえシェアリングエコノミーにより、経済的メリットの向上・環境負荷低減を実現することができる。

例えばシェアリングエコノミーにより、学業のあいまに簡単に仕事ができたり、時間を選んで仕事ができるようになったので、人々の働き方を柔軟に変化させた。

さらにモノの数を減らすことができるので、製造から廃棄による資源やエネルギーを低減することもできるようになった。

このように、シェアリングエコノミーには課題点が残っている反面、消費者の生活にさまざまな良い影響も与えている。

シェアリングエコノミーは今後、これらの課題を解決しながら、消費者が求めるサービスを追求しビジネスチャンスを拡大していくのではないだろうか。

シェアリングエコノミーの普及に期待が高まるばかりである。

▼参照

UBER

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