【まとめ】リテールテックJAPAN 2016から、今年注目のFinTechをご紹介!

WRITER : 岩田さゆり

  小売業界トレンド

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2016年3月8日(火)から11日(金)まで東京ビッグサイトで開催された第32回流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2016」(以下:リテールテックジャパン)」。

流通業のサプライチェーンとマーケティングを進化させるIT機器やシステム、関連サービスを提供する数多くの企業が出展した。

今回の記事ではリテールテックジャパンで紹介されたFinTechサービスを取り上げていきたい。

▼参照

リテールテック JAPAN

[富士通株式会社]人間の身体を使った決済方法

富士通3

引用:富士通株式会社

顧客の手の平でカード決済を行う、「手の平決済システム

事前に顧客のキャッシュカードの情報を登録しておき、黒く平たい機器に手の平を置き、静脈を読み取る。

読み取った顧客の情報に登録されているキャッシュカードで決済を行う仕組みだ。

手の平をスキャンするだけで決済ができるので、鞄や財布からカードを出す手間を省くことができる。

顧客の手の平でチャージを可能にする、「手の平チャージ機」

先程の手の平決済と同じ専用の機械で、顧客の手の平の静脈を読み取り、銀行に現金を預け入れるのと同じ要領で現金をチャージする。

レジでチャージ済みの手の平の情報を読み取り、顧客の手の平をかざすだけで決済を済ますことができる仕組みだ。

顧客のスマホから注文を行う、「セルフオーダー、セルフ決済システム e-ORDER」

顧客に専用のバーコードを渡し、スマホから読み取ってもらうと、顧客のスマホを通して商品を注文ができる仕組みだ。

飲食店では、決済の際に顧客のスマホから決済情報を確認することもできるので伝票発行を行う必要がなくなる。

さらに、飲食店のキッチンはホールを介さずに、顧客の注文をリアルタイムで把握することができる。

▼参照

富士通:Fujitsu Japan

[DNP 大日本印刷株式会社]商品本体をスキャンする決済方法

DNP

引用:DNP 大日本印刷

商品のどこをスキャンしても会計ができる、「電子透かし対応レジスキャナー」

決済の際に、顧客が購入する商品のどの場所をレジスキャンしても、商品のバーコードを読み取ることができる。

商品全体にバーコードが貼られているイメージだ。

以前はバーコードのある位置にスキャナーを正確に合わせて、バーコードを読み取らなくてはならなかったので、決済に時間や手間がかかった。

電子透かし対応レジスキャナーによって、従業員のバーコードをスキャンする手間が省けるとともに、スピーディーにレジに通すことができる。

誰でも簡単に商品をレジに通すことが可能なので、今後はセルフレジにも対応していきたいようだ。

▼参照

DNP 大日本印刷株式会社

[NEC(日本電気株式会社)]プロジェクションマッピングを利用した決済方法

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引用:NEC

腕上で在庫管理ができる、「ARmKeypad(アームキーパッド)」

専用の眼鏡(スマートグラス)をかけた人の腕に、拡張現実によりボタンを表示させ、腕上でタッチや入力を可能にしたシステムだ。

在庫商品カウントや商品発注の際の数値入力などの在庫管理から、観光客が分からない言語を腕上で入力し瞬時に確認することができるなどの多言語対応にも活用することができる。

テーブルをタップしてオーダーができる、「インタラクティブ プロジェクション システム(IPS)」

飲食店のテーブルにおいて、顧客の頭上から顧客が座っているテーブルの表面にプロジェクションマッピングを施し、注文から決済まで行うことができるシステムだ。

プロジェクションマッピングによりテーブル上にうつったメニューや決済ボタンをタッチすると、簡単に注文から決済まで行うことができる(ジェスチャー操作)。

▼参照

NEC(Japan)

[東芝テック株式会社]顧客自身が行う決済方法

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レシートでの販促が期待できる、「電子レシートプラットフォーム、スマートレシート」

顧客が会計を行った際に、レジで受け取る従来の紙レシートのデータそのものを電子化し、顧客に提供するシステムである。

過去のレシートのデータはスマホ内に蓄積され、いつでも見返すことができるので、家計簿につける際にも便利だ。

さらに、スマートレシートを導入した店舗はデジタル販促を行うことができる。

電子クーポンの発行やレシート画面上にキャンペーン情報をのせることが可能だ。

「クーポンは携帯画面からの方が顧客の使用率が上がる」という調査結果も出ており、販促効果が期待できる。

顧客自身が決済を行う、「セミセルフ用レジ」

従業員は顧客が購入する商品をレジでスキャンし、決済は専用のレジで顧客自身で行うことを可能にした。

初めてレジを使う顧客でも、直感的に操作することができるよう、ATMで現金を預け入れたり、引き出したりするときと同じ仕組みを活用している。

この東芝テックのセミセルフ用レジはすでに国内スーパーの「ライフ」で導入されている。

▼参照

東芝テック

FinTechで小売業界に変革を。

今回の記事では、リテールテックJAPAN 2016で展示されていたFinTechに関連するサービスをまとめた。

日本ですでに導入されている事例もあったが、紹介したほとんどのサービスがまだ日本では試験運用の段階にある。

これらの決済方法が世界で当たり前に利用されている日もそう遠くはないかもしれない。

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